~ 理事長のブログ ~

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2016年6月28日(火)

整形内科

私は、プチ「整形内科医」を目指します。
腰痛、膝痛、肩痛、肩こりなどで苦しんでいる患者さんはたくさんいます。
痛みで辛そうな顔をしている患者さんが、「あれ?楽になった!」と言って帰る診療所を目指します。

「整形外科」という言葉は聞きますが、「整形内科」という言葉はあまり聞いたことがないと思います。 整形外科は外科から分派した学問ですが、手術に至るケースは10%もないでしょう。 ほとんどがサポーターを付けて、湿布を張り、痛み止め薬を服用して様子を見ているのが現状で、私たち内科医でも診ることが可能だと思います。



「80歳を過ぎて膝も腰も痛くないのはオバケ!」と私は言っています。
みんなが痛みで苦しんでいます。日常生活が痛みで制限されています。
私は、骨関係で死ぬことはないので整形外科領域に関心をそれほど持っていませんでした。
しかし、痛みのためにQOL(Quality Of Life、命の質)が大きく低下しており、その痛みをとってあげることで笑顔が生まれてきます。

私は日常診療で多忙なのに、これ以上に診療の幅を広げることは危険だと感じております。
守備範囲を広げすぎることにより、本来の一般内科が疎かになってしまう危険性があるからです。

でも・・・。

私の仕事は、目の前の患者さんの命が輝くこと、つまり患者さんの笑顔を作ることです。
少しの知識と技術を身に着けることにより、目の前の患者さんのシカメッ面が笑顔に変わるのなら、少し無理をしてでもチャレンジすることが大切だと決断しました。

肩こりは筋肉のコリではなく、筋肉をおおう筋膜(ササミ表面の白い薄膜みたいなもの)のシワから起きていることが分かってきております。その筋膜にエコーガイド下で生理食塩水を注射することにより、シワが伸び、滑りがよくなり、コリ、痛みが取れるのです。

痛みの原因が、骨からきているケースは10%もないそうです。
痛みの原因は、多くが骨からではなく骨の周囲の軟部組織にあるそうです。
つまり、痛みの原因がレントゲンに写ることは多くないのです。

「整形内科」、これからは超音波検査・エコーを用いて診断、治療していく時代が来ます。
エコーを用いて、レントゲンでは写らない1㎜の肋骨骨折も見つけることができます。
エコーは、骨だけでなく、関節、軟骨、周囲の軟部組織まで写し出してくれます。
エコーを用いて薬を注射し、その場で痛みをとってあげることができます。
そんな、笑顔を作ることができる、整形内科医を目指します。


2016年6月22日(水)

選挙に行こう!

昨日、6月21日は夏至。太陽が一番高い日。しかし、梅雨で太陽を拝める日は少ないです。
房総半島の先っちょも大雨の天気予報が出て覚悟していたのですが、なんと、夕方には太陽の光が差し込み、太陽の季節のおすそ分けを娘と頂くことができました。



九州では大雨が降り、被害が出ています。
九州の皆さま、地震、大雨と自然災害に苦しめられており、お見舞い申し上げます。
私たちに起きてもおかしくない自然災害が、どこかで起きています。今回は九州です。
私たちのいのちは、九州の皆さまの犠牲の上で守られているのでしょう。
申し訳ないです。私たちは何を手伝えるのか、このことを考え、実行します。

地球温暖化が進行し、気温が上昇しています。気温が上昇すれば、水分がより蒸発し、空気中に昇って行きます。 昇って行った水蒸気は、いつかは冷やされ雨となり地上に戻ってきます。
つまり、地球温暖化が進むことにより、雨のあまり降らない砂漠地域が生まれ、雨が暴力的に降る地域とに生まれて来ています。
自然災害というよりも、人災と言ったほうが良いかもしれません。

人間はアホで、弱い動物。
進むべき道ははっきりしているのに、進むことができない。
温暖化を止めなければならないのに。。。
タバコは害なのに法的に規制できない。。。
戦争は絶対に良くないのに、報復合戦で戦争ができる道に戻ったりと。。。

戦争ができる日本にしては駄目です。
今の安倍首相は頑張っていますが、歴史を戻っていっているように思えます。
そんな安倍首相に"NO"と言うために、アンチ自民党となります。

まずは、7月10日、選挙に行こう!

本業である医療活動を横に置き、社会活動を行っている
花の谷クリニックの伊藤真美先生からのプレゼントです。


2016年6月20日(月)

父の日

本日、6月19日、第3日曜日。どうでもよいのですが、父の日って知っていました?
母の日、クリスマスプレゼントに匹敵する商戦だそうです。母は偉大なり。
父の日、知られているような、知られていないような、チョビッとだけ知られている日です。

「俺について来~い!」という男、絶滅危惧種です。チャブ台をひっくり返して「誰のおかげで飯を食っているんだぁ!」と言う親父、絶滅しました。
間違って妻に「出ていけぇ!」とでも言ってしまったら、「あんたが出て行きなさい!」と親父が摘み出されてしまいます。

あ・あ・あ~、男が弱くなってしまった。
「男が浮かばれる世の中にするためには、戦争を起こすしかない!」と言ったら
ご主人様、「今の戦争はボタン一つだから、男も女も同じよ!」、・・・。



この週末、東京でお勉強してきました。
本日、日曜日、午前中で講義が終わり、伊勢丹に寄って少しだけ買い物をして、千倉へ帰還しました。夕方、松永醫院で3.999Kmのジョギングをし、娘の歯科受診に付き合い、車に食事をとらせ、末娘が描いた絵がAeonに飾られているということで見に行きました。



見て(@_@)! わ・た・し の絵でした。
心優(こころ)、天才!日本一!可愛い!

夜、いつものようにカッポレ!


ベジ・ファースト、そしてお刺身へ。日頃は中トロが好きなのですが、本日大トロと奮発。
最近、餃子は必需品。酢を付けて、青唐辛子の青辛味ミソを付けて食べるのがマイブーム。

そして、父の日のプレゼント。



日頃、暑くなってきてパンツ・シャツ一丁で寝ている私に、ネグリジェではなくタオルケットをいただきました。
最幸!!!

朝、起きてみたら、私はいつものようにパンツ・シャツ状態で寝ていました。
隣で寝ていた心優、気持ち良さそうにタオルケットに包まれながら寝ていました。



2016年6月17日(金)

手紙

亀田メディカルセンターからの研修医・常石大輝先生が、地域医療の勉強で松永醫院をはじめとする笑顔グループへ研修に来ました。 いのちを支える車の両輪である医療保険と介護保険、「人生」という名のドライブを心地よくするためには介護保険をよく知らなければなりません。


常石先生、濃厚な3日間となりますので、集中して勉強をして下さいね。
そして、目の前の患者さんの今をだけではなく、10年未来のいのちを守って下さいね。



昨晩は、認知症の勉強会へ行きました。
樋口了一氏の「手紙」、とっても良い詩であり、涙が出る歌です。
松永醫院の外来に置いてある本ですが、その存在を忘れていました。
久しぶりに涙を流しました。



「 手紙 」: 樋口了一

 年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
 どうかそのままの 私のことを 理解して欲しい
 私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
 あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい

 あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
 その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
 あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
 いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた

 悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと
 励ましの まなざしを 向けて欲しい

 楽しいひと時に 私が思わず下着を 濡らしてしまったり
 お風呂に入るのを いやがるときには 思い出して欲しい
 あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
 いやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを

 悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備を している私に
 祝福の祈りを捧げて欲しい

 いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ 出来なくなるかも知れない
 足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら
 あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
 よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい

 私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しい
 あなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらい事だけど
 私を理解して 支えてくれる心だけを 持っていて欲しい

 きっとそれだけでそれだけで 私には勇気が わいてくるのです
 あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
 私の人生の終わりに 少しだけ 付き添って欲しい

 あなたが生まれて くれたことで私が 受けた多くの喜びと
 あなたに対する 変わらぬ愛を 持って笑顔で答えたい

 私の子供たちへ
 愛する子供たちへ



認知症、誰もが歳を取ればなるものです。
でも、そのことを私たちはきちんと受け止めていません。
そして、老いて行くことに対して準備をしていません。

患者さんとその方の家族との対応に問題があり、BPSDが起こり、人間関係が悪化します。
認知症は、良好な人間関係が破壊されていく可能性のある悪性疾患にもなりえます。
認知症の方、ご本人は変わることができません。変わることができるのは、ご家族です。

一杯、一杯になって困り果てて、疲れ果てて来た患者さんのご家族には心の余裕がないです。
まずはゆっくりと休んでもらうことが大切です。
そして、私がご家族に伝えること、お願いすることは一つ

「しからないでね!」

全体として良かったと思う勉強会でした。
ただ、ヘソの曲がっている私は
本当に、認知症になっても地域で、自宅で最期まで過ごすことができるのでしょうかと問いたい。
答えは、たとえ認知症で独居であっても、適切に介護保険を用いれば、地域で自宅で過ごすことができます!そんな覚悟を持つことが大切です。
認知症専門医でも、介護保険制度をきちんと知らない。様々なサービスを知らない。
そんなふうに思ったのです。

2016年6月14日(火)

コーチング

この週末、お江戸・浅草でお勉強をしてきました。
日本プライマリーケア連合学会学術集会という名のお勉強会です。
勉強して良かったと思うだけでなく、その知識技術を日常診療に活用することが大切です。

「スキルよりマインド」と考えている私は、最近のプライマリーケア連合学会が、患者さんとのコミュニケーションテクニックに走りすぎていると考えています。
そんな違和感を持っている私が、「コーチング」というスキルを勉強してきました。

隣に座っていた研修医の國光先生(和歌山出身→京都で学生→帯広の病院)が、コーチングを知ることにより自分の思いを相手にうまく伝えることができるようになったとのこと。

だいたいが上手くいっている私。しかし、10に一つぐらいでしょうか、私の思いが上手く伝わらないことがあります。 非常にストレスフルです。
「俺について来~い!」的な私、自分の考え、思いを相手に上手く伝えることは大切です。

「コーチング」、野球・スポーツでのコーチと同じ由来でしょう。
大切な人を、その人が望むところまで送り届けることです。
能力を発揮して、目標とする山の頂上まで伴走することです。

普通は二日間で学ぶところを、たった1時間半の研修。
わかったような、わからなかったような、チョビッとだけわかったような気がする研修でした。

アングリー・マネジメント、怒りをコントロールするスキル・テクニック。
怒っても良いことが起きません。

怒りたくなったら8秒我慢する。

これ、とっても重要なスキル!守っているつもりです。


それにしてもカタカナの多き世界です。
リテラシー、コンピテンシー、リフレクション、サルコペニア、フレイル・・・。

プライマリーケア、いまだに上手く説明することのできないカタカナです。


2016年6月8日(水)

人間は弱い動物だから・・・

人間は明らかにアホな動物です。戦争したがり、タバコを吸い、猛暑の中クーラーをガンガン効かせた部屋でホットコーヒーを飲んだりする。
足りないところを探しては、不平不満を言う動物なのです。
また、人間は弱い動物でもあります。「明日からこそ、また頑張ろう!」と思う毎日です。

人間と人間のつながりを、自分が強い時は「しがらみ」と呼びます。
そして、自分が弱い時には「きずな」と呼びます。
自分が強いか弱いかによって「しがらみ」と「きずな」に、「うっとしいもの」と「ありがたいもの」に分かれます。

人間は他の人のために頑張れる動物でもあります。
東日本大震災をみても、熊本大震災をみても、多くの人がボランティアで訪れています。
困っているあなたの「ありがとう」という言葉で、私たちは人間として癒されます。
「ありがとう」という言葉で、疲れが吹っ飛び、もうチョビッと頑張ろうと思います。
「ありがとう」という言葉がたくさん溢れれば、社会は優しくなるでしょう。
「ありがとう」をたくさん言いたい。「ありがとう」に「ありがとう!」と言いたい。

人間はズ~っと強い動物でいられるのであろうか。答えは「NO」。
人間は必ず老いて、死んで行きます。死んでいく過程において、人間は必ず弱くなります。
人間は、強い時には見えないものが、弱くなると見えてくるものがあります。
人間と人間とのつながり「きずな」の大切さです。

あんなに優秀な外科医であった強い父が、唯一、頭の中に入れていなかったことが自分の「老い」でした。
ほとんどの人が、自分が歳を取り、老いが進み、ボケてヨボヨボになり、死んでいくことを想像していません。 「老い」のImaginationができていないのです。

人間は弱い動物です。必ず弱くなります。その時に大切なものは「きずな」です。
人と人との温もりの伝え合いが大切ですし、安心につながります。

私は、「おせっかいなオジサン」です。絶滅危惧種でなく絶滅種かもしれません。
個人主義がはびこるIndividualistばかりの社会の中で、独りぼっちのあなたに助言しよう。

自分たちのしあわせのために、弱くなったときにそなえ
人生のパートナーを持ちなさい!




2016年6月5日(日)

コウノメソッド IN 北海道

本日、札幌で認知症の勉強をしてきました。千倉は曇っていましたが、札幌は快晴で涼やかでした。 半袖一枚で歩き回っているのは私ぐらいで、マフラーをしている人もいるぐらいでした。
今や、飛行機を利用すれば日本全国どこでも日帰りすることができます。日本が狭くなりました。


朝5時前に千倉を出発し、羽田に6時ごろに着き、千歳空港に8時ごろに着き、札幌に到着したのは9時ごろでした。 講演会は10時から始まるので、空いてる時間でスープカレーを食べました。 札幌大通り公園近くにあるピカンティ Picante というお店です。
私が糖質制限を行っていることを伝えたら、ジャガイモとカボチャを舞茸とオクラに代えていただき、ご飯は小盛りにしていただきました。オーダーメイドのスープカレー、有難いことです。
ご飯は手をつけずに残し、シェフに礼を述べました。


認知症、父から突き付けられた重たい宿題です。
歳を取れば誰でもなる病気です。加齢に伴い足腰が弱くなり、介護保険を利用するようになり、最後はボケます。
しかし、世間の人たち全員が、「ボケたら最後!」と自分だけはならないと信じています。
ボケても安心して地域で生きて行ける社会を創らなければなりません。

認知症の治療には、薬物治療と非薬物治療があります。非薬物治療とは認知症ケアです。
その認知症治療の比重は、薬物治療が約20%、認知症ケアが約80%ぐらいと考えております。
だからグループホームを作り、認知症対応型デイサービスを作り、認知症ケアのプロスタッフを育てて来ました。 そして、実際にレベルの高い認知症ケアを実践しております。

誰でも将来になる病気「認知症」、コモンディジーズなのです。
だからこそ、10年未来のいのちを守る町医者として認知症になっても安心できるシステムを創ってきました。 認知症専門医に勝つ、普通の二代目・田舎ヘッポコ町医者を目指しております。
そして、これからも認知症を勉強して、より良き質の高い認知症治療を行って行きます。

そんなこともあって「コウノメソッド」を勉強して来ました。

「コウノメソッド」は、名古屋の河野和彦先生が行っている認知症治療法で認知症を改善して
ハッピーにさせる治療法です。私は、コウノメソッド実践医となる決意をしました。
認知症患者さんをハッピーにさせる治療を学ぶしかないです。

みなさん、インフルエンザワクチンを打って有難く思ったことがありますか?
ワクチンのように悪くなるのを予防する医療は、効果がよくわからなく、有難く思うことができないのです。 認知症も慢性の悪化する疾患です。 認知症の薬・アリセプトなどは、進行を抑える薬で、効いているようで効いていない?チョッとだけ効いている?薬なのです。
「コウノメソッド」、認知症を改善する治療法であり、認知症の患者さん・家族をハッピーにさせる奇跡の治療法なのです。
少量の薬とサプリメントと注射を用いて認知症を改善させてくれます。

昨年11月、九州・小倉に河野和彦先生の講演を聴きに行きました。
⇒ No.116『コウノメソッド』(2015年11月15日)
http://egao-group.jp/yuuwakai/diary/diary201511.html#151115
今回、さらにバージョンアップしておりました。
アルツハイマー型認知症は脳の変性疾患、ならば脊髄小脳変性症などの神経難病にも応用して効果があることを示し、アスペルガー、ADHDなどの子供たちにも効果があることを示していました。
「コウノ・ワールド」、広がっております。進化しております。深化しております。

今回の大きなMissionがありました。千葉県医師会として河野和彦先生を来年の6月にお招きして、講演をしていただく約束を取り付けることです。
みなさん、来年の6月、河野和彦先生が千葉にやってきます。お楽しみにして下さいね。

河野先生の講演が終わったのが12時過ぎ、千歳空港に到着したのが午後2時ころ。
買い物をして、昼食にイカソーメンなど北の恵みセットをたのみ、糖質制限を行っている私は寿司ごはんを残し、順調に北海道を堪能しました。


千歳空港には有名ラーメン街があり、多くの人で賑わっております。
中でも「えびそば一幻」というラーメン屋さんが人気があり、いつもズラ~と長い行列ができています。午後3時ころ、そのラーメン屋さんの前を通ったら行列がゼロ、すぐに食べることができるのです。。。





人間は弱くてアホな動物なのです。
「また明日から頑張ろう!」と思う私でした。


2016年6月2日(木)

人間はアホ!

人間は賢いのか、アホなのか。人間は強いのか、弱いのか。
私は、人間はアホで弱くて豪欲な動物だと考えています。

第2次世界大戦が終わって71年が経ちました。
一体、私たちは豊かになっているのだろうか。幸せになっているのだろうか。
物質的には豊かになっていますが、精神的には豊かになっておりません。貧しいです。
1億総中流の社会と言われていた日本が、6人に1人が貧困な子供になっている社会です。
充分な本を買ってあげることができなく、お金がないために進学できない現実があります。
でも、給食費を払わないで、家族で海外旅行に行く時代でもあります。

テレビゲームは楽しい!でも、幸せにさせる力はゼロです。
子供たちが集まると集団でテレビゲームを行い、無言の中で遊び、時間が来ると家に帰る。。。
夕日を背に浴び、裸足で走り回り、みんなで遊ぶバングラディシュの子供たちとどちらが豊かなのだろうか。

長女の夢(ゆめ)が、クリスマスプレゼントとしてテレビゲームを要求してきたことがあります。 友達に誘われてゲームをしたいと思ったからでしょう。
私は拒否しました。幸せになる力はなく、時間の無駄使いになるからです。
夢には「テレビゲームを持っていない同級生と新たに友達になりなさい。」と伝えました。
そしたら夢は「テレビゲームを持っていない同級生はいないよ。」と。

テレビゲームを持っていない子供たちはいないのに、6人に1人は貧困な子供たちの日本。
これが今の日本なのです。豊かさの中の貧しさでしょうか。

再び書きますが、テレビで小学校6年生の男の子に「将来の夢は?」とインタビュー。
男の子は、「お金持ちになること!」。隣には親が立っており、ニヤニヤしているだけです。
これが今の日本。

戦争、誰が考えてもNOです。しかし、戦争ができる日本になってきています。マズイ!
核兵器、明らかにNOです。しかし、核兵器廃絶の方向へすすんでいません。
タバコ、昔は嗜好品、今は明らかに毒であり、周りに健康被害を与えています。
しかし、タバコを禁止することができません。
温暖化現象、このままでは地球が壊れてしまう。でも、有効な温暖化対策を打ててません。

問題点、命題は明らかなのに、人間は進むべき道へ進むことができません。
人間は、やっぱりアホだと思います。アホは死ななければ治らないのでしょうか。。。


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