この週末、北の大地札幌へ行ってきました。札幌医科大学に用事がありました。
半年前も、札幌へ行ってきました。この時は、北海道大学に用事がありました。
この半年ほどで何が驚きかというと、宿泊代が全く違っていたということです。
半年前、ビジネスホテルの宿泊代が1万円からおつりが来ていました。
今回、ホテルの予約を取ろうとしたら3万~6万円と宿泊代が高騰していたのです。さすがの私も驚き、ビビり、直前になればダンピングするだろうと期待し待つことにしました。
もし、ホテルが取れなければカプセルホテルに泊ればいいやと考えてインターネット上で検索してみたら、カプセルホテル代も1万5千円ほどと高騰。目が10(テン)になります。
どうにか宿泊代が1万4千円ほどのホテルがあらわれ、予約を取ることができたのです。
これがまた不思議なホテルでした。テレビは付いていなく大きなパソコンがド~ンと置いてありました。Eスポーツとかいうパソコンを用いたスポーツゲームをやるホテルのようです。部屋の窓の前には隣のビルのコンクリート壁があり、ただ寝るところでした。
私は夢くらぶという老人保健施設を運営しています。一日3食の温かいご飯を提供し、優しくて優秀なスタッフが24時間のケアを提供し、風呂までもついています。そんな24時間ケア付き、介助付き入浴、食事付きの一日の収入が1万円とチョッとです。
半年で5倍ほどの宿泊代になったホテルは、夕方自分から勝手に来て翌朝までの15時間ほどのステイ、食事は自分で、入浴も自室の風呂で、自由に勝手に過ごして翌朝にはチェックアウトして出て行く。それで、5万円。ん~、おかしい、介護業界は割に合わない!
北海道のニセコ、雪降る銀世界にあこがれて世界からお客が集まるところです。とくに東南アジアの雪など見たことがない人にとっては、記憶に残るツアーになることでしょう。そのニセコでのラーメン、普通のラーメンが3000円以上するそうです。どう思います?
これはインバウンドの影響です。世界一長寿で、お金持ちで、平和で安心安全な国日本にあこがれて、神秘的で、美味しい日本料理を求めて、おもてなしの日本に世界中の人が訪れて来ています。円安のこともあり、異常に高いものでも売れているのです。
こんな売れるからといって異常に高い値段で販売している現状のビジネスを憂いています。
For The Money お金のためには何でもするという第3次産業の世界は寂しい限りです。
Beyond The Money お金の向こうにある幸せのためのサービスで、第4次産業と呼びます。
医療、介護、福祉のいのちの現場が、私たち仕事場であり、第4次産業なのです。
全国のお父さん、頑張っていますか。大切にされていますか。
本日、6月16日は父の日。
カレーライスの福神漬け状態の日。父の日、なくても気が付かれない。
ご主人様から父の日のプレゼントをいただきました。
KALDIの「直七オリーブオイルつゆ」とコーヒー豆です。
直七はなおしちと呼び、高知県とくに宿毛(すくも)のスダチのことを呼ぶそうです。
私の生まれは高知県、そして故郷は長崎。自分自身を九州男児だと思っておりますので、スダチよりカボス派なのです。スダチというと徳島県のイメージですが、高知県産と聞けば触角が伸びます。かなり柑橘系の風味が強く、さわやか、ほんのり塩分控えめの出汁でした。
松永醫院では、毎朝ミーティングを開いて情報の共有化をしています。そして、そのミーティングの中で腰痛予防体操と各スタッフ持ち回りで1分間スピーチをしております。
1分間スピーチの内容はなんでもOK。いろいろな話題が出て、楽しみにしています。
意思の疎通ができない、指示に従えない重度の認知症の人が検査に来ることがあります。
とても、とても、心電図など計れないと思っていても、なぜか全員の心電図を測定しています。故郷(ふるさと)などの唱歌を歌いながら全身麻酔をかけて沈静しているのです。
これってスゴイことで、奇跡であり松永醫院の自慢でもあります。
そんな歌声麻酔をかけるシミズさんが、「直七オリーブオイルつゆ」を1分間スピーチで紹介してくれたのです。とっても美味しく、マイブームだそうです。
私はKALDIカルディをCalbeeカルビーと聞こえ、少し前に食べたカルビーの美味しいかっぱえびせんを思い出しました。期間限定のビール好きが認めた花藻塩と燻製唐辛子味のかっぱえびせん、これなかなか美味しくて一気に食べてしまいました。
シミズさんの朝の1分間スピーチを聴いていたご主人様が、さっそく購入してくれたのです。父の日の朝、「直七オリーブオイルつゆ」をいただき、直ぐに素麺がなかったので鍋用のラーメンをさっそく茹でてネギをぶっかけて食べてみました。ボ~ノボ~ノです。
午後は、15分ほどのプチ昼寝、地震の勉強会、そして医の倫理・平和と非戦の誓いを学びました。医師は、高い倫理観を持たなければなりませんし、もう少し積極的に平和への社会運動を実践しなければならない。それが医師のミッションなのです。父さん、頑張るね。
私の少年時代は、貧乏だった。おこづかいがゼロ円だった。
周りの同級生はおこづかいをもらい駄菓子屋でお菓子を買って、私はその隣でただボォ~っと顔は正面方向を、でも目は隣のお菓子を凝視していました。美味しそうにみえました。
それを見ていたおばちゃんが、「オオ、平太くん、これで好きなお菓子を買いなさい。」と。
いただいた10円玉で買って食べたお菓子、味は覚えていないけど美味しかったと思う。
人間、困ったときに差し伸べてくる手の温もりは有難い。脳裏に焼き付きます。
10円玉をくれたおばちゃん、誰だったか覚えていません。
でも、その温もりは覚えています。忘れません。
そして、その恩を返すために、今、私は頑張っています。
この10円玉の恩返し、かつてブログに書いたような気がします。
500円玉、今のプチ趣味は500円玉で100万円を貯めること。
始めたばかりで、目標達成するには10年以上かかるでしょう。
60代、開業医として一番脂が乗っている時でしょう。と教えていただきました。
たしかに、一日が短い。そして、楽しい。
忙しいはずですが、昨夕も午後8時頃からジョギングをし、意見書を書き、呑む。
木曜日は、松永醫院に移動販売車が来ます。睡眠の質を上げるためにヤクルトを購入し、セブンイレブンの移動販売車で昼飯を購入するのが日課になっています。
移動販売車、松永醫院での滞在時間は10分ほどでしょうか。
令和6年6月6日木曜日、6が並ぶ昨日も忙しく
午前の外来が終わった直後に行政との打ち合わせ、終わったのが午後1時近く。
昼飯を買いそびれて、午後の訪問診療が開始になる時間です。
嗚呼、昼飯をどうしうかな・・・と思っていたら
保冷材と1個のおにぎりが入った保冷バッグが届きました。
過剰包装状態でしたが、有難かったです。美味しかったです。
10円玉の恩を思い出し
おにぎりを買ってくれたスタッフに500円玉を提供しました。
恩を忘れないよう、これからも感謝の気持ちを持って、日々精進しよう。