私は看護師に育てられた医師。
テ・アーテ、患者さんのそばに寄り添って手を当てる。
これがケアの原点だと教えて頂きました。
私の外来では、マニュアルで血圧測定し、聴診をしていました。
外来が忙しく患者さんを待たせるようになって、血圧は自動血圧測定器で測るようにしました。聴診はするようにして、心臓の音を聴いては「日本一、大丈夫!」を連発しています。
日によっては「世界一」にもなりますし、時には「千倉一かな」と言う時もあります。
「大丈夫!」「最高!」「当分止まらない!」をも言いまくっています。怪しいですね。
でも、患者さんはニコッと笑って安心し、薬をもらって家に帰ります。
患者:「機械で計ったら血圧が158もありました!」
私:「円安の影響でしょうね。」
患者:「先生、もう1ドル160円にもなるようですよ。」
こんなすッとボケた外来をしています。
もう一度マニュアルで血圧測定し、130代に下がっていることを伝えて安心させ
「血圧は株と同じで上がったり、下がったりするものですよ。大丈夫!」と付け加えます。
円安の影響でハワイのランチが5000円程もするそうです。そのため米を持ったコンドミニアムで自炊する観光客が多いとのことです。台湾、フィリピン、東南アジアの人たちが日本の百円ショップが安いといってたくさんの人が来日して日本を堪能しています。
私は開業医、旅行に行っても呼ばれたら千倉に戻ります。すぐに千倉にもどれるところが私の旅行範囲でもあり、日本国内となります。ただし、私が唯一行ったことのない都道府県は沖縄です。沖縄は台風で戻れないことがあり、何となく行く気になっていないのです。
ゴールデンウィーク、皆さんはどのように過ごしていますか。
例年であれば、ご主人様の故郷である浜松に行き浜松祭りをみます。しかし、コロナの影響で5年以上浜松へ行っておりません。今年は墓参りと田植えにでもチャレンジしようかと思っています。
テレビでスポーツニュースをみている夫に、妻がこんな理不尽なことがあったと嘆く。
夫は「ふ~ん、ふ~ん」と答えながら、ときどき「あっそ~」と答える。
話が途切れてしばらくしたら、突然テレビが消える。妻が切れている。
妻:「ちょっと、あんた!今何を言っていたか言ってみて!」
夫:「エっ・・・」
夫:「ご・ゴメン。。。聞いていなかった。。。」
切れる妻、おびえる夫
よくあるエピソード。だと思う。
女性は偉い!そして強い!けど嘆く。
水曜日の午後、未来を創る時間、結構忙しいです。
日頃の診療日にはできないことがスケジュールに入ってきます。
プチ芸能人になった私がインタビューを受けたり、行政との打ち合わせをするなど盛り沢山。
また、自分自身のいのちを守るために他の医療機関も受診します。
この水曜日は下部消化管内視鏡検査を亀田メディカルセンターで行いました。
所謂、下水道工事です。大丈夫でした。これで自信をもって夢に向かっていけます。
毎週の夕方、末娘のココロがバレエのレッスンにいきます。
そのための夕食を準備し、千倉駅まで送ることがルーチンワークとなっています。
頑張ってビタミン愛を入れた夕食をどうにか作っています。
私のご主人様に、採れたてのワカメのしゃぶしゃぶを料理しました。
磯の香りが残るワカメをサっと出汁つゆにくぐらせると奇麗な緑色に変わり、そのままでも、ポン酢につけて食べても、何かお母さんのお腹の中にいたころを思い出す美味しさでした。
でも、ご主人様はなかなか食べないのです。
「なぜ、食べないの?」と質問すると。。。「今まで、何度でも、ワカメは苦手だよと伝えていますよね。」とご主人様がいう。「どうして、覚えてくれないの。」と悲しそうにいう。
「じゃあ、逆に私が好きな食べ物を言ってみて。」とご主人様が質問してきました。
「ウナギ。。。」と答えている私に、さらにご主人様は聞いてくる。
「エビフライととんかつ、どちらが好きだと思う?」。
私はエビフライかなと思うと、答えはとんかつだった。
ご主人様がいう、「エビフライの方が好きなのはヘータさん」。さらに、ご主人様はいう、「私の誕生日に御馳走を作ると言うけど、出てくるものはヘータさんが好きなものばかり。」
ご主人様の言うことには重みがあります。
でも、自分自身のことでさえよくわからないのにほかの人のことを知ることは難しい。
と考えれば、生きづらさも楽になるような気がします。
生れてはじめて「平太」をインターネットで検索してみました。
そしたら、ほぼ、川勝平太・静岡県知事のことばかり。私のことは一面では、出てきませんでした。っとその直後に川勝平太知事の問題発言で、静岡知事を辞職することになっております。
武知半平太、月形半平太、山口久平太、岡崎嘉平太と名前の一部に平太がのっていたり
「どら平太」という映画がでてきたり、神田神保町にあるらーめん平太周という背脂チャッチャの最近は逃げているギトギト系ラーメン店が出てきました。「ひらたいらしゅう」と呼びます。
私は、目の前に平太という名の人と今まで会ったことがありません。
中学校、高校の新年度学級の自己紹介は苦手でした。「へーた」と言った瞬間に、クラス内でクスクスと笑い声が。。。幻聴かも知れませんが、そういう風に私には聞こえていました。
「平太」=「へいた」≒「へーた」≒「ベータ」=「β」
三人兄妹の二番目から、α、β、γのβからとって平太。
生れは高知県四万十市(旧中村市)、高知の有名な武士・武市半平太からも由来しています。
変わった名前だから同級生は皆覚えており、久しぶりに会った瞬間に「へ~た!」と呼ばれます。名を覚えてくれる有難い名前です。そして私、人の名前を覚えるのが苦手なので同級生であっても名前を憶えていない人が多いので「おまえは誰だ?」と問い返します。
「平太」左右対称な名前、シンメトリックな名前、バランスの良い名前。
平和の平、たいらな平。そして太い太。
歳を取ればとるほど、なじんでくる名前でしょう。平太ジイちゃん、もう最高ですよね。
私が小さい頃は診療所と住むところがいっしょでした。待合室の前を通って登下校していたので、診察を待っている患者さんから「お~平太か、立派な名前だ。行く末は跡継ぎか大統領だね!」と言われ育ちました。大統領はアメリカ、日本は内閣総理大臣です。
そんな「平太」という名前に恥じないよう一生懸命に生きていこう。
世界一長寿の国日本の25年未来をいく南房総で、全ての人のいのちが輝く理想の地域を目指し、本日2024年4月1日、南房総市地域包括支援センター「えがお」を開設します。ニックネーム、呼称はあんしんセンター白浜千倉と呼び、白浜千倉地域のいのちの困りごとの窓口になります。
障害を持っても、病になっても、生まれてきた全てのいのちが輝く理想の地域になります。
そして、いのちの輝きの指標は、メルクマールは笑顔だと思います。漢字の笑顔だと読めないかもしれない外国人にも分かりやすいように、ひらがなで「えがお」としました。
高齢化率が50%を超えている地域なので、まずは高齢者に光をあてます。
高齢者本人が望むところで生き切ることのできる地域、つまりどこで最期を迎えたいのか、どこで死にたいのかを成就できる地域にします。在宅ケアが世界一すすむ地域になります。
視力が悪くても、眼鏡をつければ普通に生活ができるように
体が思うように動けなくなっても、物忘れがすすんでしまっても
介護保険を使えば普通に地域で生活できる社会にします。
たとえ、お一人暮らしであっても、身寄りがなくても、本人が望むところで、その人らしく生き切ることができる地域にします。ほとんどの高齢者は生きてきた、住み慣れた自宅で最期を迎えたいと希望していますので、在宅死亡率が日本一の地域へ導きます。40%です。
脊損センターを創ります。
日本を代表する亀田メディカルセンターがあり、医師の数は日本一集まっています。その力を借りて、昨日まで普通に生きてきた人が事故にあって四肢麻痺になっても頼れる地域にします。
ユニバーサルセンターを創ります。
障害者が通年で自然を堪能できる地域はありません。東京ディズニーリゾートとは違って、自然と共生ができ、魂が生き還る地域にします。その窓口がユニバーサルセンターです。
南房総は海にも山にも近い風光明媚な、自然豊かな地域です。しかも、東京から近い。
日本一いのちの安心・安全な地域でもありますので、地球一いのちが輝く地域になれば自ずと100年未来にも生き残っている田舎にもなるはずです。地方創世につながることです。
本日、4月1日。大ボラ吹いてよい日です。
例年は、「偏差値100」という題で書いてきました。
夢という言葉には、儚い夢と生きる目標の夢があります。
夢の実現へ、努力して行きます。