昨年、赤い5代目新型プリウスを購入しました。日本製ポルシェで、スピードが出ます。
でも、運転中に音楽を聴こうと思うもののCDを入れるスペースがなんとないのです。スマホからの音楽配信アプリを用いて聴くのでしょうが、どうしたらいいものか困っています。
仕方ないとラジオを聴くようになり、おもにFMラジオを聴いております。
音楽を中心に聴くことになりますが、ふと忘れかけている懐かしい曲が流れ、あのころの思い出が浮かんできて心臓も期外収縮を起こします。渋滞情報も懐かしく聞いております。
ラジオではDJの話も聴きます。音楽の合間の隙間をDJが様々な話題を語るのですが、運転をしながらその冗談に思わず笑いを吹いてしまいます。土曜日の午後は東京都との行き帰りに福山雅治とかスナックラジオという番組などを聴いたりしますが、内容はほぼ覚えていません。
そんな中、突然ラジオ出演の依頼が来ました。驚きました。
ニッポン放送で黒木瞳さんとの対談です。芸能音痴である私でも知っている名女優です。
ニッポン放送、オールナイトニッポンを少年平太時代に聴き、おとなの入り口の臭いを嗅いでいました。
「黒木瞳のあさナビ」、インターネット上の案内では次のように書かれています。
「毎日、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーターは女優の黒木瞳さんです。」
あさナビ | ニッポン放送 ラジオAM1242+FM93
「笑って、食べて、愛されて」という私の本を読んでくださったからのようです。
今まで取材を受けることが多くなりましたが、ほとんどが「笑って、食べて、愛されて」の要約サマリーを読むだけ。きちんと全部読んでのオファーはあまりありませんでした。
出演依頼から収録までが2週間程しかありませんでした。まずは「黒木瞳のあさナビ」を聴くことからスタートしました。この番組、とっても良いです。朝6時41分から47分までのたった5分チョットのラジオ番組ですが、とってもためになる知恵が満載です。
小説家、調教師、アナウンサー、落語家、糠味噌研究家など、様々なジャンルのプロが面白い情報を教えてくれます。ヒトの運動会は必ず反時計回り、でも競馬は時計回りもあり、それを調教するのが調教師。人それぞれの手には菌、温度が異なり、糠味噌の味が変わる。
「黒木瞳のあさナビ」を聴くと一日のスイッチが入り、黒木瞳さんの優しい声を聴くと肩の力が抜け程よいアドレナリンが分泌されます。この番組、10年以上続いているそうです。スゴイですね。ラジオってテレビと違って映像でごまかすことができなく、言葉で勝負です。
そして、番組制作は私たち同様にチームプレーだとわかりました。黒木瞳さんの人柄、賢さ、感性の良さがベースにあり、その良さを引き出そうと全てのスタッフが集まり無色透明のゴチャマゼ収録していました。田舎から出てきたオジサンは驚きました。
ただ、私、現在、落ち込んでいます。「黒木瞳のあさナビ」の良いところは、黒木瞳さんとの言葉のキャッチボール、気持ちの良い会話です。それが全くできませんでした。
「そうなんですよね」とYESから始まる会話もできませんでした。もう一度収録したい。
「シワクチャ婆ちゃんになったことを想像しよう」、「余命1年と言われたらどうします?」、「どこで死にたいですか?」、「突然事故で四肢麻痺になったらどうします?」、「ガン、ボケ、寝たきり、どれで死にたいですか?」など、思いっきり会話を楽しめばよかった。。。
ニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」の放送予定日が決まったというお知らせが来ました。
2024年3月4日(月)~8日(金) 午前6時41分~48分
「笑って、食べて、愛されて」からのご縁、有難いです。
みなさんも、どんな放送になるか聴いてみてくださいね。
2024年1月1日、今年もいつも通りの年賀状作りから始まりました。
夏休みの宿題、9月1日の放課後から取り残されてスタートする。こんな人間ではダメだと考え、夏休みに入る前には宿題を終わらせる人間になりたいと思いつつもno change。
気合を入れて糖質制限をして1か月と少々で体重が10Kg減り、あと2Kgを減らすと決めたのですが、10年近くこの目標を達成できていません。減らせていないけど、太ってもいないからまあ良いか。。。と言い訳を考えつつ、人間って弱い動物だとつくづく思います。
能登半島は日本海の房総半島。そして、房総半島は太平洋の能登半島です。その能登半島に大地震が起こり、災害が次第に明らかになってきています。震源地である輪島は、房総半島でいうと我が町千倉に位置しています。半島のアキレス腱にあたります。他人事とは考えず、今の私にできることをしよう。
2024年、本格的な地域医療のスタートとなります。
地域医療とは、地域を豊かに、幸せにすることです。診療所の中だけでは、地域にどんな課題があり、どんな困りごとがあるのか見えてきません。やはり、地域へ出ていかなければなりません。
南房総市から地域包括支援センターの運営を受託することになりました。担当地域は白浜、千倉で、チーバ君のアキレス腱、踵(かかと)に位置するところです。正式名称が南房総市地域包括支援センター「笑顔」となり、ニックネームがあんしんセンター白浜・千倉となります。
私は、健康寿命の延伸と要介護状態の重度化予防のために二つの標語を、キャッチフレーズを考えています。「70代を高齢者とは言わない」地域と「日中離床」です。「70代を高齢者と言わない」が健康寿命の延伸に、「日中離床」が要介護度の重度化予防に寄与するでしょう。
いのちを助け、いのちを支え、いのちを支え切る医療を提供し、地域へ出ていき高齢者の生活に介入し、新たなる文化を創りたいと考えています。そして、良い人生を送るためには良い最期を迎えることが大切なので、家で死ぬ文化を再生させたいと考えています。
私のスピリッツと考えを理解してくれる優秀なスタッフが、地域包括支援センター笑顔を運営してくれます。ヤマダさん、責任者としてあなたに託します。南房総が、日本一、地球一、いのちが輝く地域になるよう工夫・努力をしまくろう。共に一緒になり夢を実現させよう。
2024年正月、駅伝を観てしまうと一日がつぶれてしまいます。
日中はテレビを観ないようにとしていたら、能登半島地震が起きてしまいました。
羽田空港でJAL飛行機の衝突事故がニュースに流れました。2カ月ほど前に午後4時千歳発羽田着の同じ便に乗りました。
12月30日、元旦1月1日、年末年始にも看取りがありました。医師にしかできないことは死亡確認、そして死亡診断書を書くことです。2024年は医師の働き方改革が始まると世間では言われていますが、一日32時間365日働きたい自由そして権利もあると思います。
さあ、2024年が始まった。
南房総の未来を創る年にもなるでしょう。
実現困難な夢を実現させるスタートの年になります。