私の生まれ故郷、高知へ行ってきました。飛行機に乗るのも3年ぶりです。
地域共生を支える医療介護市民全国ネットワークというNPOが9月に愛知で本大会が開かれますが、そのプレ大会の第一歩としてキックオフ高知大会が開かれ参加してきました。
地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク
九州大学を卒業した父が長崎大学外科へ入局し、医局の采配で高知県中村市(現・四万十市)へ赴任している際に私は誕生したのです。「私の故郷はカセイ、そう私は火星人。地球に降り立ったのは足摺岬のたもと。」と言っています。高知は第3の故郷なのです。
私の名前は平太、3人兄妹の2番目、α・β・γのβからとってベータ、平太です。
また、高知の武士・武市半平太からもとっているそうです。高知、とっても銅像の多い街です。歴史を作った人が多かったからでしょう。高知はりまや橋は、長崎思案橋同様でした。
キックオフ高知大会で学んだことは、「ケアする人うける人、どちらにも優しいケア 高知県での優しいケアを考えよう」~未来の担い手に繋ぐために~というテーマで開かれ、ノンリフティングケア、ACP人生会議、地域共生の3つを学びました。
あとスタッフ500人ほどを率いる大和グループ・秦ダイヤライフ福祉会理事長の福田善晴先生の今までを知り、今何を考え、これから何をするのか学びに行きました。一番の驚きは、若手一人一人が工夫をして活躍していること、働きやすい環境を自ら作っているところにアッパレ3つです。
私はコメンテーターとして壇上に上がったのですが、ファシリテーターという司会は日本ノーリフト協会の下元佳子(しももとよしこ)さんが、うまくまとめながら進行していました。「ヘルプマン」を書いた漫画家くさか里樹さんも市民目線からの発言をしていました。
一緒に行ったOTツノダくんから、すぐにキックオフ高知大会の報告書が届きました。
皆さんにもおすそ分けしますね。そしてもう一つ、高知のカツオのたたきは美味かった。
生きていてよかった!と幸せを感じることができました。
ツノダくんからの報告書
【概 要】
ノーリフティングケアが進んでいる高知県の取り組みに興味があり研修に参加させていただいた。研修では高知県でのノーリフティングケアやACP(人生会議)、共生社会実現に向けた取り組みを学んだ。特に印象的だったのは社会福祉法人秦ダイヤライフ福祉会あざみの里の取り組みだったので、あざみの里での取り組みを報告したいと思う。
1、ノーリフティングケア(持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケア)
研修に参加する前はノーリフティングケア=介護技術と認識していたが、腰痛予防を意識し、安心安全に働ける環境を作る取り組みである事を知った。その為、リフトや福祉用具の導入だけではなく、腰痛を引き起こす不良姿勢を取り除く為の研修や毎日全職員が一枚、腰痛予防に関するいいことを投票する事を行っている。また、腰痛体操やスクワットを業務を開始する前に行うようにし、日々腰痛に対する意識づけを行っていた。靴が合わないことによる腰痛もある為、義肢装具士が職員一人一人に合う靴の評価も行っていた。
研修体制としてバディーを作りお互いに練習や意見を交換するシステムや職員のノーリフティングケアの到達度をランク付けし、他職員が判るようにしていた。ランクが不足している職員を助けたり指導するシステムが構築されていた。また、職種によるニュアンスの違いがでないように指導マニュアルの作成など行っていた。
全員が自分のマルチグローブを持ち歩く為やインカムもいられるようにウエストポーチをつけることが義務づけられていた。
2、ICTの活用
インカムを導入し、同じチャンネルにすることで施設内を探す手間をはぶき、情報伝達を迅速にできるようにしていた。インカムを持つ当番は業務に入る前に必ず、インカムをつけるルールを徹底していた。
パラマウントベットが出している睡眠スキャンというシステムを導入していた。導入した背景としては夜勤スタッフの不安からくるストレスの軽減やカルテへの記載の短縮や利用者の「ほとんど寝ていません」という主観的な情報ではなくしっかり数値化する為に行っていた。
アイコン睡眠状態、覚醒状態、離床状態などや心拍数や呼吸数がわかり利用者の24時間の記録がしやすくなる。
【感 想】
職員が働きやすい環境を作り、職員を守ることで、離職を防ぐともに新たな人材確保ができるシステムができていると感じた。また、職員が働きやすいことで生き生きと仕事ができ、職員の負担を減らすことで、利用者さんへの還元がうまくできる事をこの研修でしった。
今までは利用者さんに視点が向いていて精一杯行っていたが、一人でできることには限りがあり、チーム作りや組織作りの大切さを改めて知った。
優和会全体でできることとして、業務開始前に、腰痛体操やスクワットをして腰痛予防の取り組みを行うとともに腰痛を引き起こす不良姿勢を取り除く意識付けを継続的に行う。腰痛が原因での離職者を減らし、福祉用具やリフトの使用を定着することができるのではないかと考えらえる。
桜が咲き、外を歩けばそよかぜが吹き、スギ花粉量も減り、マスクをとる瞬間が増えました。
そんな中、時の経つのが速すぎる。。。いろいろなことがあり過ぎる。。。と思う毎日。
辛いこと、逃げたくなることもありますが、おそらく、今、充実しているのだろう。
松永醫院で外来が始まれば、レントゲン、上部内視鏡検査、エコーと走り回り、あっという間に昼休み。勉強会があり、カンファレンスがあり、打ち合わせがあります。そして、地域へ出て行き、在宅ケアを提供し、施設へ行き診察をし、昼休みがあっという間に終わります。
途中、患者さんの状態が悪くなったという連絡が入ると私の昼食は吹っ飛びます。
それ以外にも、南房総市との会議があったり、学校検診があったり、地域の行事に協力します。
メールチェックすることも困難ぐらいに忙しくしています。
午後4時からの外来は、はじめは混みますが、午後5時頃は落ち着きます。そんな落ち着きそうな時間に、入院しているが自宅へ帰ろうとしている新患の家族が来られて相談を受けたり、スタッフからの報告を受けたり、未来会議が入ってきたりします。
ゆとりが出てくるのが午後6時の外来が終わった後。でも、忙しい。
介護保険でのかかりつけ医の意見書など書類を作成したり、仕事の残務処理をしています。
夕食を作ったり、娘のバレエの送り迎えをしたりとプライベートでもDutyがあります。
水曜日の午後は未来を創る日。今週は、お江戸からお客さんが来て、田舎の不便な豊かさ、何もない有難さなどを伝えました。相手は、国際色豊かな宇宙人とこれから日本をぶっ壊し世界へ進出しようとしているヤング素人たち。何が何だかわからないが、期待しているよ。
この週末も、私の生まれ故郷である高知へ里帰りします。ベータの故郷です。
カツオの背中に乗り、途中サンマの背中に乗り換え黒潮に乗ってたら千倉へ辿り着いちゃった。
ノーリフティングケアなどスタッフを守る勉強会のコーディネーターをするためです。
現在、一番私にプレッシャーがかかることは、人生における長年の夢の実現に向けて努力していることです。なかなかはかどらないのですが、精神的にはかなりの負担です。
夢をあきらめない。夢を追い求め続けることの大切さを学んでいます。
忙しいと言っていますが、相変わらずジョギングしています。走る距離も5~7Kmと長くなり、走る時間も独り松永醫院で午後9時ころから走っています。節酒しているはずの私ですが、独り料理をしながら午後10時過ぎにミニ・カッポレしています。
時間が足りない。と思いながら、走って、食べて、呑んで、好き勝手。
60歳代は実りのプラチナ10年。そうなるように全力疾走で垂直登攀しよう。
今週のあとすべきことは、スタッフの給料賃上げ。酔っぱらった勢いで、給料を上げるぞ!
「使ったら戻す!」「開けたら閉める!」「食べたら片付ける!」「脱いだらたたむ!」
そんな当たり前のことをご主人様から厳しく指導を受けております。でも、できません。
そして、次第に娘と同様にこっぴどく叱られるようになっております。
「ゴミをまたぐような人間になるな!」と世間で言っている私。
ご主人様が言うには、ゴミをまたぎまくっているそうです。私、ゴミに気付かないようです。
パンツも眼鏡状態で脱いでいると。違います!オメガ状態です。ひねりが入るのです。
そんな私、テストで偏差値100を超えたことがあります。
偏差値100、滅多に出ることがありません。
問題が超難しくて、しかも満点近い点数を取らなければ出ない偏差値だからです。
100点満点で平均20点の難問テストで、35年前、ほぼ満点の点数を取ったのです。
偏差値100以上、正規分布で標準偏差5倍を超える上位に位置することです。
上位0.00002%であること、100万人の受験者があるとするとトップを取ることになります。
全国模擬テストで日本一になったことは何度もありますが、偏差値100をとったのは一回だけ。
スゴイでしょ。
「使ったら戻す」ことのできない私は、往診途中で聴診器と血圧計を患者宅へ忘れること頻回。
でもね、必ず松永醫院に戻ってきます。患者さん自身、あるいは家族、スタッフが用心をしていますので、「ほら、また来たぞ!」と待ち構えて忘れ物を届けてくれます。
そんな間抜けな私、実は天才なのです。ノーベル地域医療賞を目指しているのです。
本日は4月1日、「妄想の日」です。房総半島の先っちょで妄想を書いてみました。
そして今年度は、房総半島先っちょで暴走しようかと思います。お楽しみに。