~ 理事長のブログ ~

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2016年4月27日(水)

スティーブ・ジョブス最後の言葉

かつて一緒に働いていた尊敬する大先輩医師が、癌ターミナルで病と闘っている。
その先輩から教えていただいたスティーブ・ジョブスの最期の言葉。
アップル創業者であるスティーブ・ジョブス、56歳でこの世を去る。今の私の歳です。



STEVE JOBS Last Words - 
スティーブ・ジョブス最後の言葉


I reached the pinnacle of
success in the business world.

 私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。

In others' eyes, my life is an epitome of success.

 他の人の目には、私の人生は、
 成功の典型的な縮図に見えるだろう。

However, aside from work, I have little joy.
In the end, wealth is only a fact of life that
I am accustomed to.

 しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
 人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
 人生の単なる事実でしかない。

At this moment, lying on the sick bed and
recalling my whole life,
I realize that all the recognition and wealth that
I took so much pride in, have paled and become
meaningless in the face of impending death.

 病気でベッドに寝ていると、
 人生が走馬灯のように思い出される。

 私がずっとプライドを持っていたこと、
 認証(認められること)や富は、
 迫る死を目の前にして
 色あせていき、何も意味をなさなくなっている。

> In the darkness, I look at the green lights from
the life supporting machines and hear the
humming mechanical sounds,

 この暗闇の中で、生命維持装置の
 グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
 機械的な音が耳に聞こえてくる。

I can feel the breath of God and of death drawing closer…

 神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。

Now I know, when we have accumulated
sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue
other matters that are unrelated to wealth…

 今やっと理解したことがある。

 人生において十分にやっていけるだけの
 富を積み上げた後は、富とは関係のない
 他のことを追い求めた方が良い。

Should be something that is more important:

 もっと大切な何か他のこと。

Perhaps relationships, perhaps art,
perhaps a dream from younger days ...

 それは、人間関係や、芸術や、
 または若い頃からの夢かもしれない。

Non-stop pursuing of wealth will only turn
a person into a twisted being, just like me.

 終わりを知らない富の追求は、
 人を歪ませてしまう。私のようにね。

God gave us the senses to let us feel
the love in everyone's heart, not the illusions
brought about by wealth.

 神は、誰もの心の中に、
 富みによってもたらされた幻想ではなく、

 愛を感じさせるための「感覚」
 というものを与えてくださった。

The wealth I have won in my life I cannot bring with me.

 私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
 一緒に持っていけるものではない。

What I can bring is only the
memories precipitated by love.

 私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

That's the true riches which will follow you,
accompany you, giving you strength and light to go on.

 これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
 一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの
 あなたの道を照らしてくれるものだ。

Love can travel a thousand miles.
Life has no limit. Go where you want to go.

Reach the height you want to reach.
It is all in your heart and in your hands.

 愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
 人生には限界はない。

 行きたいところに行きなさい。

 望むところまで高峰を登りなさい。

 全てはあなたの心の中にある、

 全てはあなたの手の中にあるのだから

What is the most expensive bed in the world? -
"Sick bed" …

 世の中で、一番犠牲を払うことになる
 「ベッド」は、何か知っているかい?
 シックベッド(病床)だよ。

You can employ someone to drive the car for you,
make money for you but you cannot have someone
to bear the sickness for you.

 あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
 お金を作ってもらうことも出来る。
 だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
 見つけることは出来ない。

Material things lost can be found.
But there is one thing that can never be
found when it is lost - "Life".

 物質的な物はなくなっても、また見つけられる。

 しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
 再度見つけられない物がある。

 人生だよ。命だよ。

When a person goes into the operating room,
he will realize that there is one book that he has
yet to finish reading - "Book of Healthy Life".

 手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
 本が1冊あったことに気付くんだ。

 「健康な生活を送る本」

Whichever stage in life we are at right now,
with time, we will face the day when the
curtain comes down.

 あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
 誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。

Treasure Love for your family,
love for your spouse, love for your friends...

 あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
 あなたのパートーナーのために、
 あなたの友人のために。

Treat yourself well. Cherish others.

 そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
 他の人を大切にしてください。

2016年4月24日(日)

初めての胴上げ

生まれて初めて胴上げを経験しました。とっても不思議な浮遊感、気持ちが良かったです。
千倉小学校の先生方、PTA役員の歓送迎会が開かれたのです。
私の二年間の千倉小学校PTA役員の任期が終わったのです。

いのちを助けても喜ばない人たちがいることを知り、「なんであの時助けたのか!」「あの時に死んでいたらこんなにも今苦しまなかったのに!と助けたことを恨まれる時代にもなっております。

世界第一位の長寿の国であり、お金持ちの国であり、安全、安心、平和な国である日本。
世界中が憧れる、世界一しあわせな国・日本です。
でも、足りないところを探しては不平不満を言う日本人がいます。

「Are You Happy?」という質問に、「Yes, of course!」と答える日本人は50%チョッと。
世界幸福度報告書2016では、日本は世界157か国中53位、昨年は46位だから順位をさらに7つ下げました。世界一のしあわせ大国はデンマーク、次いでスイス、アイスランド、ノルウェー、フィンランドと続く。

先進国は、軒並み順位を下げているようです。
お金持ちになっているのに不幸せになっている。
豊かになっているのに不幸せになっている。

お金がなくても幸せを感じている人はたくさんいます。
貧しくても幸せに生きている人がたくさんいます。

会話もせずにゲームをしている日本の子供たちと、夕陽を見ながら裸足で遊び回っている発展途上国の子供たちとどちらの方が幸せなのか。

日本の小学校5年生の子供に「将来の夢は何ですか?」と質問すると
「お金持ちになることです!」と答える。隣には親が立っていてヘラヘラしている。

子供たちが悪いのではないのです。子供たちの行動は社会の結果なのです。
お金に走る社会が悪いのです。夢を語らない大人が悪いのです。

幸せを感じられる社会を創るためには、教育が大切です。
「幸せ大国」は「教育大国」だからです。
幸せは気付くことです。身の回りに落ちていることに気づき、拾い上げることです。

困っている人がいれば温もりのある手を差し上げること。
寒そうにしている人がいれば一枚の毛布を差し上げること。
お腹を空かせている人がいれば温かいスープを差し上げること。

そんな当たり前の優しさを、自然に実行できる社会を創りたい。
そのためには教育、特に初等教育が大切だと考え、千倉小学校の地域教育に参画してきました。

千倉小学校の2年間、私が描いていたPTA活動とはチョッと違いますし、私の目標までは達成できていません。たった2年間で地域の文化を変えることは難しいです。
私は、この後は千倉小学校学校医として、長期的計画を立て、気長に、確実に、優しい千倉小学校の子供たちを育てたいと考えます。

美味しい食事をとり、美味しい酒を飲みかわし、熱き思いをみんなで語り合ったカッポレ
任務を終わらせた山口2代目PTA会長の家に、長岡初代PTA会長から慰労の花束がプレゼントされていたそうです。あの長岡さんが・・・Unbelievable!私も見習いたいです。
そして、小山新PTA会長のもとで地域に開かれた千倉小学校を目指します。


2016年4月20日(水)

千倉中学バレー部

2016年度が始まりました。長女の夢(ゆめ)の千倉中学、次女の心優(こころ)の千倉小学校の新生活がスタートし、私たちの生活パターンも変わりました。

本日、夢の千倉中学におけるクラブ活動をどれにするか決める最終日です。
いろいろ迷いましたがバレー部に入部することを認めました。
バレエからバレーへです。踊るバレエから跳ねるバレーへとなります。

千倉中学では、全員3年間クラブ活動を行わなければならない決まりになっています。
私の時代の千倉中学同級生は約270人、夢の千倉中学同級生は89名、約3分の1となっています。 出生率1.4の日本、少子化の結果の今となっています。
私の時代にあった水泳部、陸上部、剣道部などが消えています。寂しいものです。
逆に、私の時代にはなかったボランティア部が生まれています。

夢、将来の目標設定は既に決まっております。医師になって、人のため、世のために生きたいと考えているようです。
そのためには知力を育てましょうと、学ぶ喜び、考える楽しさを教えてくれる学習塾を探しました。 その結果、週1回、東京に通うことに決めました。毎週土曜日です。

そして身・体の基礎を作ってくれるクラブ活動が、おそらく心までも育ててくれることになるでしょう。 どのクラブ活動を選ぶのか・・・。夢の青春がかかっています。

友達の影響で、夢はソフトボール部に入ろうとしていました。
土曜日のクラブ活動に制約がある夢には、集団スポーツは向かない。みんなに迷惑をかけると私は拒否しました。

次に、テニス部に入りたいと言いました。
テニスコート数には制約がありますので、球拾い、素振りが中心となるでしょう。
太陽の下でのスポーツですので、日中にしか練習ができなく夜間練習は困難。
日焼け皮膚癌が怖い・・・。と私は言っています。

私は、この20年ほどラケットを持ったことはほとんどないのですが、中学、高校、大学と卓球部に所属していました。そんなこともあり
チームではなく個人スポーツを、大学でも継続してできるスポーツを、夜間でもできるスポーツを、都会でもできるスポーツを選んだ方が良いのではと助言をしております。
温泉旅館でもできるスポーツを、脳卒中になってもリハビリ室で英雄になれるスポーツを選びなさいと言いたいところですが、これは我慢しております。

そんな私の気持ちに反発しているようで、卓球部という言葉は夢から出てきません。

千倉中学校バレー部、千葉県でベスト4に入るクラブで、気合が入っております。
小学校からバレーの練習をしてきた子供たち、千倉以外の地域からバレーをやりたいために流入してきた子供たちが主流派となっています。
夢、全くの素人、運動神経も特別良くもありません。

… 夢からのお話し …
 『文科系クラブではなく運動系クラブを行いたい。』
 『どうせやるならTOPを目指すクラブ活動を行いたい。』

千倉中学バレー部顧問の先生と、夢の状況と思いを伝え、よく相談をしました。
千倉中学バレー部の先輩方、受け身ではなく自主的に質の高い練習を行い、実績を残し、
仲良く仲間を支え合いながら、後輩の面倒見も良い活動をしているようです。
知っている先輩方からのインプレッシブなクラブ勧誘で、バレー部に入ることを決めたようです。熱き思いは伝わるのでしょう。

迷惑をかける可能性が高いのですが、千倉中学バレー部に入部することに同意しました。
夢、頑張れ!




2016年4月7日(木)

桜咲く中の入学式

桜咲き、桜散る季節となりました。花粉さえなければ最高の季節です。
長女の夢(ゆめ)は、本日、千倉中学校の入学式です。
末娘の心優(こころ)は、明日、千倉小学校の入学式です。

二人ともおめでとう!新しい生活が始まりますね。
それに伴い、私自身の生活も変容します。ギアチェンジです。
親は、子供のためにどんなことまでにも頑張れます。トコトン行きます。



子供たちに伝えてきたこと

◆優しくて、賢い人となれ!
 人としての基本です。

◆しあわせを感じることのできる人となれ!
 自分一人だけがしあわせになることはできないので、まずは周りに幸せを配りなさい。
 そして、しあわせとは身の回りに落ちているもの、気付くもの、拾うもの。

◆人の足の上を踏むような人間になるな!
 足を踏む方は何も考えていないけど、踏まれる方は痛くて、悲しい。そんな鈍感な人間になるな!

◆プラス1%、チョビッとの工夫、努力をし続けなさい!
 天才とは、努力し、努力し、惜しみなく努力しまくり、だれも止めることができません。
 ただし、天才である本人はそれを努力と思っていない人でもあります。
 思うことは誰にでもできること。
 ただ、それを努力、実行するかどうかで人生の差が出てくるものです。

◆人と違うことをする勇気を持ちなさい。
 人と同じことをしても、新しい発見は何もないです。

◆人生は夢だらけ!だから楽しい!自分で自分の人生を創りなさい!

夢と心優、
このことを君たちに伝えてきたつもりですし、これからも君たちに求めてゆきます。






2016年4月1日(金)

偏差値100

「使ったら戻す!」「開けたら閉める!」「食べたら片付ける!」「脱いだらたたむ!」
そんな当たり前のことをご主人様から厳しく指導を受けております。
そんな私、テストで偏差値100を超えたことがあります。

偏差値100、滅多に出ることがありません。
問題が難しくて、満点近い点数を取らなければならないからです。
100点満点で平均点が約20点の難問テストで、ほぼ満点の点数を取ったのです。

偏差値100以上、正規分布で標準偏差5倍を超える上位に位置することです。
上位0.00002%であること、日本の一学年100万人とするとトップを取ることになります。

大学受験、私の得意科目は数学と化学。
満点を取れば全国一番になるので、数学と化学は全国一番を何度でも取りました。
全国模擬テスト、英語・数学・理科の総合成績でも、全国一番になったことが2度ほどあります。

逆に苦手な科目が国語。まったくできませんでした。
本当は、日本一難関な東大理科Ⅲ類を受験したかったのですが、国語があるため断念しました。大学を卒業しての再受験でしたので、早く医師になるためにも東京医科歯科大学を受験しました。

その年、滑り止めと思った東京医科歯科大学に落ちました。
翌年、塾の先生をしながら東京医科歯科大学に合格しました。

「使ったら戻す」ことのできない私は、実は、天才なのです。
なんでもそうなのですが、トップを取ることはスゴイことなのです。


本日、私の妄想を書いてしまいました。

本日、4月1日、新年度が始まります。
松永醫院の朝のミーティング、スタッフ全員に「とっても美しくて、若い!」と言おう。
本日は、一年に一回だけ素直になれる日だからです。
「真美子、君はきれいだよ!」


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