~ 理事長のブログ ~

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2022年05月25日(水)

NEW!! 平舘(へだて)

私が住む南房総市の千倉町は、チーバくんのアキレス腱辺りにあります。
みなさん、チーバくんって知っていますよね。千葉県のかたちがワンちゃんに似ているので、そのワンちゃんの名前をチーバくんと名付けたのです。千倉町は千葉県、日本のアキレス腱。

チーバくんのプロフィール/千葉県 (chiba.lg.jp)

千倉町は、太平洋と山との間に挟まれて、南北に細長く走る人口約1万人の街です。
太陽は水平線から登り、朝日は日本一。夕日は山に沈み、夜が少し早く訪れます。
冬でもお花が咲き、寒い2月でも花摘みができ、お花でも有名な町でもあります。



昔は漁業の町で、港は漁船であふれ、陸に上がった漁師たちが金を振りまき落としていました。商店街、飲み屋街がにぎわい、映画館も数件あって、競馬場まであったことを聞いております。漁業の衰退で、千倉町は漁業から魚加工の街に変わって行きました。

バルト海、北海で獲れたアジやサバを輸入し、中国、最近ではベトナムから来た研修生が開き、房州産というブランドで東京などに出荷しております。とっても脂が乗っていて美味しいヒラキなので、皆さんもご賞味してみてくださいね。

やはり、千倉の自慢の海の幸は、アワビと房州エビでしょう。
特にアワビは房州黒アワビというブランドで売られ、蝦夷アワビより大きく、磯の香りが濃縮され、至高の一品、死ぬまでには絶対に食してもらいたい海のダイアモンドです。



私が住む南房総市千倉町の平舘(へだて)地区は、千倉のど真ん中に位置し、漁港があり、世帯数も千倉では最も多い地区です。しかし、高齢化率は50%を超え、生産年齢人口の人は44%ほどで、若い子供たちはたったの6%の少子高齢空き家が目立つ地域となっています。

その平舘地区は、海岸があり、港があり、街並みがあり、田んぼがあり、山があります。
海から山までの200mほどの間に、自然と人間が共存しているコンパクトシティです。
衣食住接近、私にとっては医職食住が同じです。働くところと生きるところが同じなのです。

仕事とプライベートは分離すべきだという考えがありますが、私は仕事とプライベートがゴチャマゼ。24時間365日働きまくっておりますし、いつも休んでもいます。ワークライフバランス、仕事と人生を同じベクトルを向く生き方もあるのです。

高齢者ばかりの田舎で、やっぱり、高齢者が人生100年時代において宝だと思います。
歴史を重んじ、地域をよく知り、地域を思いやる力はナンバーワンだからです。
その高齢者と、風光明媚な自然と、少しばかりの知恵と工夫を出し合えば未来は開けます。



沈み行く田舎を100年経っても生き残る地域にするためのチャレンジをして行きます。
やっぱり、医師としては、日本一、地球一、いのちに優しい地域を創りたいと考えます。
そのために、自然を活用し、地域の人たちと行政と一緒になりながら未来を創ろう。

2022年05月12日(木)

ユニバーサルセンター

未来を創るためには、まずは未来を守る。つまり、100年経っても生き残っている地域に。
私が住む千倉町平舘地区の高齢化率は50%を超えています。日本の25年未来を行く地域です。このままでは、100年後には当然消えてしまっているでしょう。

日本の出生率は、約1.4。1人の人が、次世代に0.7人を残すことです。
もう一世代行くと、0.7×0.7=0.49。一世代が約30年ですので二世代は約60年で1人の人が0.49人残すことになります。つまり、日本は約半世紀で子供人口が半分になるのです。

現在の年間出生数は約80万人、私の頃の半分以下になっています。半世紀で半分です。
人はなかなか死ねない時代になっていますので、日本の総人口はそんなに減りませんが内容は少子高齢、子供が少なく高齢者ばかりのポテンシャルの低い日本になっています。

もう一つ、人口は出生率以外に移動で決まります。田舎は18歳を機に都会へ移動します。
つまり、田舎は半世紀経つと限界集落、いや消えているかもしれません。
100年経っても生き残っている地域にするためには、チャレンジするしかないと思います。

未来を守るためには、未来を背負っている子供が必要です。定年後の住み替え、移住で南房総に来る高齢者は、今を守る力はありますが未来を創る力は弱いです。いかに未来を背負う子供たちをつくるかは、南房総内でまかなうか都会から呼ぶしかないでしょう。

都会から子供を持つ家族を南房総に呼び寄せるシステムが必要になります。その一つが、10次産業であるヘルスツーリズムです。自然にInspireされる喜びを知った企業戦士がリピーターとなり来房する。その内に結婚し、家族でリピーターとなり来房する。

そんな子供を持つ家族リピーターを増やせば、その中で南房総に定住しようとする家族が出てくるでしょう。朝日ともに仕事前にサーフィンをして、子供は学校へ、親はリモートワーク、夜には家族全員そろって夕食を摂る。そんな生活、金城さん、良いと思いませんか。

南房総に来るヘルスツーリズムの入り口となる窓口をつくらなければなりません。
私はその窓口をユニバーサルセンターと呼んでいますが、元気になるプログラムをつくり、宿泊するホテル、旅館、民宿を紹介し、保健指導の場にもなるところです。

私の母校で閉校になっている忽戸(こっと)小学校の跡地に、40億弱の税金を使いコミュニティーセンター、図書館、通年型のプールを作る計画があります。この計画に唯一賛成している南房総市議が私の幼馴染みの高倉かつ江さん、未来に向かってチャレンジします。

何もしなければ消えてしまう田舎。100年経っても生き残っているためには、チャレンジするしかないです。40億弱ものの多額の税金を使うプロジェクトなので、世界一長寿の日本の25年未来を行くこの南房総で、世界最先端の地域創生モデルを作ろう。


2022年05月10日(火)

ヘルスツーリズム10次産業

6次産業=1次産業+2次産業+3次産業、獲って、料理して、食べていただくサービス。
10次産業って、みなさん、聞いたことがありますか。私は、これで100年未来の南房総を守り、命に優しく心豊かで幸せを感じることができる地域を創ろうと考えています。

10次産業=6次産業+4次産業、つまり6次産業に4次産業である医療、介護、福祉のサービスを取り入れた産業になります。日本の田舎のほとんどが消滅可能地域で消えて行く可能性が高いのですが、この10次産業で生き残り、地域創生したいと考えます。

10次産業の一つが、ヘルスツーリズム(=健康+旅行)です。ヘルスツーリズムとは、体の健康だけでなく心の健康を求めて、海にも山にも近い南房総の風光明媚な自然に接して元気になり、何か忘れかけている大切なことを思い出すツアーです。

バイキング食べ放題・1泊2食で9000円、薄利多売のホテル、旅館。このやり方だと、コロナ禍になるとイチコロ。しかも、夕食だけで5000Kcalなので健康に良いのでしょうか。
薄利多売、日本全体が安さを求めて、貧乏になっています。もう少し、工夫すべきでしょう。

国は、宿泊型の特定保健指導を勧めています。国家プロジェクトである特定検診を受け特定保健指導しますが、みなさん、毎年同じ結果で同じ指導を受けていませんか。「ならば、企業から一人1万円の補助をだすから、宿泊して体と心をリフレッシュする健康指導を受けようと。」

健康経営、企業がスタッフの健康に投資することです。健康経営の認証を得ることにより、会社ブランドの向上、優秀な人材確保、スタッフを守ることにつながります。そんな会社から補助を受け、自然の中で体と心を元気にする宿泊型の健康指導が求められています。

ワカメのシャブシャブを食する、醤油を付けず香味野菜で刺し身を食べる、獲れたての野菜をふんだんに食べる、自分で釣った魚、磯でとって来た貝を食べる。新鮮な食べ物のおいしさを知り、一食1000Kcalに満たない美味しい夕食を堪能する。

山に登り空気の有難さを感じ、海に行きお母さんの胎盤の中にいたころを思い出します。
千倉で朝日を拝み、歩いて、自転車に乗って房総半島を横断し、内房で夕陽をみる。体を動かしまくった後に見る東京湾の向こうに映える富士山をみると、魂が癒されます。

海水浴するのも、サーフィンを始めるのも、砂浜を歩くだけでも元気になっていきます。
山林の中を歩き、ハンモックで読書をするのも良い、ヨガをするのも良いです。
そんな自然の中でInspireさせるヘルスツーリズム、行ってみたくなりませんか。


2022年05月09日(月)

大竹家

私のご主人様は、浜松生まれ、浜松育ち、浜松医大出身です。ズ~っと浜松です。
それが、「東京のほうへ嫁に行った。」と言われ、東京を通り過ぎてハワイのほうまで来てしまいました。その浜松に、ほんと久しぶり、5年ぶり?に行きました。戻りました。



在宅で診ていた患者さんが不安定で行くつもりがなかったのですが、私に気を使ってくれたのか落ち着いたので突然行くことにしました。5月3日午後9時に千倉を発ち、まだ続いていたアクアライン渋滞にはまり、浜松に到着したのが5月4日午前1時半。

走行距離は344Km 、通常は3時間半ほどですが4時間半かけて行きました。
新東名高速道路の制限速度はなんと120Km、100Kmまでだと思っていたので驚きの速さです。制限速度+15KmまでOKなので、135Kmまで許されることになります。



浜松は物作りの街、日本の経済成長を支えて来た昭和の街です。ホンダ、スズキ、ヤマハ、河合楽器などの大企業があります。人口は約80万人、意外と多く、政令指定都市でもあります。ノッペリ広がりがあるので濃密感はなく、千倉と同じ緯度に位置し海に面しています。



千倉に戻るために浜松を発ったのが5月5日午前4時過ぎ、渋滞を避けるためにです。
浜松まつりが催されている浜松に滞在したのが、5月4日未明から5月5日早朝、実質5月4日まる一日いただけでしたが、墓参り、草むしり、徘徊と充実した一日になりました。



私の友人、羽田発午後11時、翌日沖縄観光をし、夕方は那覇の居酒屋で飲みまくり、深夜羽田行のミッドナイトフライトで戻るという0泊3日ツアーに参加しました。羽田帰還後は仕事をして、夕方「飲みに行こう!」と私が誘うと「いいよ!」と。恐るべしペロくん。

ご主人様は、旧姓が大竹、二人姉妹の姉。妹は大竹家から太田家へ、オオタケケからオオタケへ嫁ぎました。ご主人様と結婚する際、大竹家がなくなっちゃうのでジャンケンで姓を決めようと提案しました。ご主人様、低い声で「本当にいいんですね。じゃあ、しましょう。」。

私、ビビりました。松永平太、イニシャルでHM。私が大竹平太になったらHOとなって、"ホォ~"になっちゃって何か変ですよと伝えると、「しばらくたてば、慣れます。」と一言。
てなことでジャンケンはやめて、私は死んだあと大竹家のお墓に入ることに決めました。


2022年05月02日(月)

第四次産業は命の産業

第一次産業、農林水産業です。
第二次産業、製造業で経済大国日本を支えてきた産業です。
第三次産業、サービス業で私たちの生活に潤いを与えてくれる産業です。



そして、あまり聞いたことがない第四次産業とは、医療、介護、福祉、命のサービス業です。
第三次産業と第四次産業は、ともにサービス業。でも、性質が違います。
第三次産業は、お金のためのサービス業。第四次産業は、お金の向こうにある命のためです。

第三次産業はお金のためですので、お金を持っている人が強くて、ワガママです。
嘘をついても、人をだましても、お金を稼いでくる人が高く評価される世界でもあります。
だから、性悪説の世界で、悪い人がいるかもしれないのでダブルチェックの世界です。

それに対して、第四次産業では、お金を持っている人のほうが謙虚、感謝してくれます。
会計で「お世話になりました。」と感謝の弁を言って下さり、お金を支払ってくれます。
そして、性善説の世界で、悪い人はいなく、みんな良い人の信じあう世界が広がります。

第四次産業は、お金の向こうにある幸せ、いのちのために頑張るサービス業です。
互いに信じあい、感謝し合い、リスペクトしあう世界が広がり、笑顔を求めて頑張るサービス業でもあります。

良いことをすれば「ありがとう!」という言葉が待っていて、どんなに疲れていても疲れは吹っ飛び、もうひと踏ん張り、もう一工夫をしようと思います。
私はグウタラな人間なので、この第四次産業に従事することにより自分自身が救われています。

ゴールデンウィークが始まり、少し時間があります。
ですので、第四次産業を通して地域が豊かになる方法を考えてみたいと思います。
これからの未来のことを考えてみますね。


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