朝まで爆睡していた若い頃が懐かしい。
昼寝をしても、夜ぐっすりと寝ることができました。
ぐっすり寝るためにはパワーが必要なのでしょう。
外来で患者さんが、夜中の12時ごろに目が覚めてトイレに行き、また寝ようと思っても寝れないと訴えてきます。睡眠障害、途中覚醒です。
結局、トイレへ4回ほど行き、どうにかしてくれと迫ってきます。
その患者さんに何時ごろ床へ入りますか?と尋ねると午後7時ごろと答えます。
夕方5時頃に風呂に入り、午後6時頃夕食を摂り、やることもないから午後7時過ぎには寝ているとのこと。ならば、夜中の12時ごろに目が覚めるの当たり前です。
床に就くのを午後9時、できれば10時頃に遅らせるよう伝えますが、皆さん「ハイ」と言いながら医者の言っていることを聞いてくれることはありません。そんなものでしょう。
だから、私も患者さんの言っていることを聞いて大変ですねと言うも睡眠薬を出しません。
自分自身も、入眠して3時間しない間に目が覚め、喉が渇きに枕元に置いてある水を飲みます。そんな途中覚醒が、その後は1.5時間ほど毎に起こります。目が覚める毎にトイレへ行ってしまうと夜中にトイレへ3回ほど行くことになっちゃいます。
なので、トイレには行きません。行かないようにしています。
睡眠薬を服用して寝たら熟睡できるのかなと期待します。しかし、夜中に起こされる商売をしているので起きれなかったらどうしようと思い、睡眠薬を服用したことがありません。
カミングアウト、実は私は睡眠時無呼吸症候群SASです。
なのでCPAPを寝るときにマスクを装着して呼吸アシスト器を用いて寝ています。
宇宙人のようだけど朝までぐっすり良眠できると期待していました。プチ改善した程度。
現在、朝4時に起きて弁当作り。だから、就寝は午後10時頃にするようにしています。
日曜日の夜9時50分、NHKスポーツニュースを観ることがルーチンとなっている私。
少しだけとテレビのスイッチをつけ、寝酒を飲み始めると、気が付くと夜11時過ぎ。
朝から疲れ切っていることは無いですが、昼近くにはアゴが上がってきます。
昼飯をとると強烈な睡魔が襲ってくることがあります。車を停めて10分ほど仮眠をとることがありますが、これからこのプチ昼寝が大切になるでしょう。
そう、私はスペイン人。シェスタをしよう!
桜吹雪がちり、ピンクから緑へ、桜満開から葉桜へと季節が移っています。
新年度が始まり、新しい生活パターンが始まっています。
朝4時前に起きて、ご主人様のためにコーヒーをつくり、娘のために準備をします。
人は人のために頑張る動物。
自分のためなら、頑張らなくても自分自身が痛い目に合えばすみます。
人のためなら、頑張れば「有難う」という言葉が待っているので、もっと頑張れます。
末娘のココロが東京の高校へ進学し、片道2時間半チョッとの通学が始まっています。
朝5時発のバスで東京へ向かいます。そのための新生活パターンが始まっています。
コンビニがある便利な時代、迷いながら弁当作りも始まっています。ご主人様が中心です。
何もすることがない2時間、ただ座っているだけの2時間、この大切な暇な2時間が豊かな未来を創るでしょう。どんどん変化し、流され過ぎ去って行く情報の時代に、腰を据えてとどまり深く物事を探求する力を養うことができるでしょう。本を読むこともできるでしょう。寝てもかまいません。頑張りなさい。
年金支給の案内、介護保険証、肺炎球菌ワクチンの接種問診票が届きました。
帯状疱疹ワクチンの案内は5年後になるでしょう。いわゆる高齢者になりました。
でも、まだ行ける。もっと、頑張れる。
今年度から医学生が田舎の地域医療を学びに来ます。
元気リハビリテーション事業が始まり、南房総の奇跡を起こします。
100年未来の南房総を創るために千倉みらいプロジェクトが発展します。
目指すところが高く、溜息出る思いもありますが、人のため地域のために頑張るしかない。
人のために頑張るミッションが、医師という仕事。社会貢献、地域貢献、地球貢献です。
朝4時前に起きて未来のことを考えることにします。そのためにも、先ずは、早く寝よう。